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共同通信によりますと、JR東日本が今秋にも運賃の値上げを国に申請する方針だそうです。(リンクはYahoo!ニュース)

値上げに関しては、今年度から鉄道運賃の基準となる総括原価の算定方法が見直されたことによるものですので、まぁ驚くほどのものではないでしょう。


それより気になったのが、記事の下の方で、運賃体系について述べられているところ。

先日JR西日本の京阪神エリアで、運賃体系の見直しと称して、電車特定区間の拡大と大阪環状線料金の廃止される方向で運賃を申請していましたね。


JR東日本もシンプルな運賃体系を目指したいとコメントしているので、西と同じような動きがあるかもしれません。最終的には山手線も両毛線も只見線も、距離あたりの運賃は同じとかになっていくのでしょうかね。


 

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JR西日本の京阪神エリアの運賃体系見直しって話が先月話題になりましたが、JR西日本からその答え合わせが出てました。(JR西日本のプレスリリース


概ね予想通り、電車特定区間の拡大と大阪環状線料金の廃止がその答えでした。


ただし現行の電車特定区間の賃率が1kmあたり15.3円のところ、15.5円になるようですので、それが環状線以外でも若干値上げになる区間がある正体だったようです。


あともしかしたら廃止されたり値上げされたりするかと思った特定区間ですが、特に変化なさそうなのとなんなら新設される区間もあるようです。



びっくりするような値上げではなく、従来は幹線区間だった場所や一部新たに特定区間が設定される場所はちょっと値下げになったり、とりあえず鉄オタ界隈で心配されてた事象は回避できてそうですね。


なお今回の発表内容は運賃が決定したわけではなく、あくまで国土交通大臣へ認可申請をしたって話ですので、その辺は注意してください。まぁこの内容ならこのまま申請通ると思いますけどね。



 

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JR西日本の京阪神エリアの運賃体系が統一される。

そんなニュースをNHKなどが報道しています


JRの運賃は非常に複雑で、幹線運賃、地方交通線運賃に、電車特定区間や山手線内、大阪環状線内運賃など、乗る区間によって料金体系が異なります。


同じ距離のきっぷでも、区間によっては高くなったり安くなったりしているわけですが、京阪神エリアではこれを統一しようとしているみたいです。

琵琶湖線や宝塚線あたりが、利用客が多いわりに電車特定区間に含まれておらず、割高になっているとNHKで報道されているため、その辺のエリアも電車特定区間になるって話ならよかったんですが...



NHKが報じているのは上記2路線などの一部の区間は値下げとしているものの、大阪環状線や京都線などの一部の区間では運賃が引き上げられる見通しとしています。


大阪環状線内の一部が値上げであれば、大阪環状線内運賃を廃止し、電車特定区間に統一で話が済んだんですが、どうもそうではなさそう。



Xなどでは電車特定区間が廃止され、青春18きっぷの有効期限が0時までになるのではと危惧されている18きっぱーも目立っています。


JR西日本からの正式発表が無いのと、まだ国交省へ申請もしていない段階のようですので、あくまで憶測でしかないですが、環状線内運賃の廃止と特定区間運賃(私鉄競合区間のあれ)の値上げと電車特定区間の範囲拡大が、1番手っ取り早く、可能性が高い気がします。


ここまで京阪神エリアと範囲を定めて、運賃体系の抜本的改定も有り得なくはないですが。けどシステム改修とかの手間は半端じゃなさそうだし、そこまでするのか疑問。
 


なので個人的には環状線内運賃の廃止と電車特定区間拡大説を推しますが、国鉄解体から40年近い年月が経ってますし、JRの運賃体系が大きく変わってもおかしくない時期かもしれませんね。


なお京阪神エリア運賃体系統一により生じる現行運賃との差は、十円から数十円程度と見られるとのことですので、月数回程度の定期外利用ならさほど気にならない程度かと思われます。

定期券やらそのあたりも気になるところですが、JRの公式発表を首を長くして待ちましょう。

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常磐線は複々線化され、快速線は従来通り上野始発着、緩行線は千代田線直通となり、快速線が通過となる綾瀬、亀有、金町、北松戸、馬橋、北小金、南柏、柏、北柏駅の乗客は、松戸駅か北千住駅で快速線に乗り換えるか、千代田線の西日暮里経由を強いられることになりました。


この出来事が今から52年前の出来事。(当時新松戸駅は未開業、柏駅の快速線停車は複々線化翌年)


千代田線西日暮里経由だと特例の運賃制度はあるものの、最終目的地が国鉄線内だと従来の上野口経由より割高になること、上野経由するためには乗り換えが必要になるなどで、緩行線の駅利用者を中心に当時は大問題になったとか。


高度経済成長期、人口増加、通勤地獄。

常磐線を含む首都圏の主要国鉄線では、増え続ける乗客を捌くべく、複々線化などの通勤5方面作戦を急ピッチで進める必要があり、土地の制約、工期の問題などの影響で、無理やり作られた感の否めないのが正直なところ。ただし、そうでもしなければいけなかった当時の事情もあるのです。



んで時は流れて、常磐線複々線化から51年経った去年の10月。


JR常磐線と東京メトロ千代田線の相互乗り入れで運賃が割高になるのは不当として、亀有駅と金町駅の利用者16人が、JR東日本と東京メトロ、そして国に払いすぎた運賃計2万7000円の賠償を求める訴訟が提起されました。


そしてその判決が今日、東京地裁で出まして、裁判長は「経営判断の範囲内で著しく不合理とは言えない」として、請求を棄却しました。(時事通信)



とても妥当な判決だと思います。
 
原告側の記事が弁護士ドットコムにあったのでそちらもぜひご覧ください。


この記事の時点では、「特定の旅客に差別的取り扱いをするとき」には、運賃の変更を命じることができると国に対して主張していたみたいですが、このケースが差別的取り扱いなら極端な話快速通過駅なんて全部差別的取り扱いになってしまうんではないでしょうか?


記事を見る感じ、


北千住駅の乗り換えは高齢者には不便

だから西日暮里で乗り換えてる

西日暮里経由はメトロ挟むから高い!おかしい!



という話ですので、北千住駅の千代田線ホームから常磐線快速ホームまでの動線のバリアフリー化を求めれば良かったのではないでしょうか?


確かにあそこは不便です。しかし不便だから高いけど少しだけ乗り換えが楽な西日暮里経由を選択したってだけで、そのルートを強制されてるわけではないんでね。



また似たような訴訟を起こさせないためにも、利用客のためにも、北千住駅の地下通路まじでなんとかしてほしいですね。





あと弁護士さん、メトロが綾瀬〜西日暮里間をJRに貸与すれば解消する問題とか言うてますけど、その場合北綾瀬民はどうするの?ぜひ説明して欲しいものです。
 

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