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明日の運行を最後に、和田岬線の103系は引退します。

国鉄の通勤型電車の顔と言える103系も、和田岬線の引退により残すは加古川、播但、筑肥線のみになってします。

製造開始から60年。現在運行している車両も40~50年経過しているため、引退、廃車は必然的なものと言えるでしょう。


しかし、103系とほぼ同時期に製造され、まだまだバリバリ活躍しているどころか、いつ置き換えが終わるのかわからないレベルの車両があります。


それは、

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東武8000系。私鉄の103系とも呼ばれるこの形式。

野田線に関しては、新型車両投入の話が出ていますので、さすがに数年以内に引退となると思われますが、ローカル線の8000系及びその改造車800系850系に関しては、果たしていつ終焉を迎えるのか不明。
 
転属させる車両とかもなかなか揃わなそうですし。

そんな8000系を撮りに野田線の春日部へ。



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8000系がまだバリバリ活躍する野田線ですが、10030系、10050系の転属、60000系の投入で数をかなり減らしたものの、全滅させることはありませんでした。


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春日部がめちゃくちゃ被ることに気が付いたので、隣の八木崎に移動。インフレナンバーも製造から40年経過しています。

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野田線が東武鉄道になってから初めて投入された新型車両60000系も、今年でデビューから10年。

次に野田線に投入される新型車両は5両編成になるらしく、おそらく60000系は残るでしょうが、その場合5両編成に減車されるため、6両編成が見れるのも今のうちかもしれませんね。


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貴重な幕車の8000系。明日でラストランの和田岬線103系R1編成とほぼ同期ぐらいの車齢ですが、まだまだ現役です。


和田岬線の103系は体質改善ではなく延命工事だったので、比較的登場時の面影を残していましたが、私鉄の103系こと東武8000系は、JR西の体質改善以上の魔改造で、登場時の面影もクソも無い別のお顔になっています。

車両延命系の元祖って言われてたりしますからね。


他にも東武には車体は新造、足回りは旧車という車両があったり、ある意味JR西よりも古い車両を大切に使いましょうって会社なんですよね。


国鉄103系を追うには西日本へ遠征が必須でなかなか難しいので、今後はこっちを追っていこうかな。