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東武8000系最古参の8150F
春日部で現役最古参の8000系8150Fを撮影。
1969年製ということで、今年で54歳を迎える大ベテランです。
関東大手私鉄の最古参でもあるらしいですが、日本全国探しても、1960年代製造の現役車両はそんなに残っていないと思います。先日引退の和田岬線103系ですら70年代製でしたし。
他の8000系とともに、東武野田線にて営業運転継続中です。
真の最古参は南栗橋でニートしている今年で60歳の動態保存車8111Fですが、定期営業運転には入っていません。なので8150Fが東武最古参の営業車両ということで間違いないでしょう。
なんだかんだで60000系や10030系による置き換えは、結構前にストップした東武野田線。
8000系もいつまで走らせているんだという感じですが、21世紀に入っても釣り掛け式の電車が走っていた路線ですし、まぁ古いのが走っていても驚きはしない路線ではあるんですよね。
しかし、一応野田線への新車の話は公式でも出ていますし、 今年度の東武の設備投資計画あたりで、8000系引退がいつ頃になるのか読み解けそうなので、今月末ごろの発表が気になるところです。
・・・東武の北関東ローカルでもすごい残っているし、この形式ほんとにいつまで生き永らえるのか・・・
まだまだ引退しない103系を撮影
明日の運行を最後に、和田岬線の103系は引退します。
国鉄の通勤型電車の顔と言える103系も、和田岬線の引退により残すは加古川、播但、筑肥線のみになってします。
製造開始から60年。現在運行している車両も40~50年経過しているため、引退、廃車は必然的なものと言えるでしょう。
しかし、103系とほぼ同時期に製造され、まだまだバリバリ活躍しているどころか、いつ置き換えが終わるのかわからないレベルの車両があります。
それは、
東武8000系。私鉄の103系とも呼ばれるこの形式。
野田線に関しては、新型車両投入の話が出ていますので、さすがに数年以内に引退となると思われますが、ローカル線の8000系及びその改造車800系850系に関しては、果たしていつ終焉を迎えるのか不明。
転属させる車両とかもなかなか揃わなそうですし。
そんな8000系を撮りに野田線の春日部へ。
8000系がまだバリバリ活躍する野田線ですが、10030系、10050系の転属、60000系の投入で数をかなり減らしたものの、全滅させることはありませんでした。
春日部がめちゃくちゃ被ることに気が付いたので、隣の八木崎に移動。インフレナンバーも製造から40年経過しています。
野田線が東武鉄道になってから初めて投入された新型車両60000系も、今年でデビューから10年。
次に野田線に投入される新型車両は5両編成になるらしく、おそらく60000系は残るでしょうが、その場合5両編成に減車されるため、6両編成が見れるのも今のうちかもしれませんね。
貴重な幕車の8000系。明日でラストランの和田岬線103系R1編成とほぼ同期ぐらいの車齢ですが、まだまだ現役です。
和田岬線の103系は体質改善ではなく延命工事だったので、比較的登場時の面影を残していましたが、私鉄の103系こと東武8000系は、JR西の体質改善以上の魔改造で、登場時の面影もクソも無い別のお顔になっています。
車両延命系の元祖って言われてたりしますからね。
他にも東武には車体は新造、足回りは旧車という車両があったり、ある意味JR西よりも古い車両を大切に使いましょうって会社なんですよね。
国鉄103系を追うには西日本へ遠征が必須でなかなか難しいので、今後はこっちを追っていこうかな。