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日曜の昼間、急に思い立って西新井にやってきました。

今まで数えきれないほど東武伊勢崎線には乗ってきましたが、初めてまともに降り立った気がする西新井。


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お目当ての路線はこの改札の先。今日は大師線に初乗車してみようと思います。

同じ会社線なのに中間改札。

その姿はどこか
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兵庫駅の和田岬線を彷彿とさせます。


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和田岬線と異なるのはこの広さと券売機など、日常的に営業している感が強いところ。

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路線自体も日中もちゃんと運行してます。しかもほぼ終日10分間隔。

和田岬線と去年ぐらいまで共通していたのが
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高度経済成長期から走り続けている電車で運行されていること。

東武線内どこでも見れたこの車両も、このようなローカル運用ばかりになってしまいました。

去年までの和田岬線のように、6両編成でバリバリに活躍する姿が見たい方は東武野田線へ。数は減りましたが、まだまだ主力級に活躍しています。



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大師前行きワンマン列車。

西新井と、わずか一駅先の大師前をピストン運転しています。

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乗車時間わずか2分で終点の大師前。

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改札は無いとのことでしたが、改札の跡は見られました。

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わかりにくいですが、出口は2箇所もあります。

コンコースもかなり広いです。

この辺りは和田岬線と大きく異なるところですね。


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駅舎もかなりご立派。とてもワンマンの2両編成の駅とは思えない高架駅です。

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もう一つの出口側。

大師前と言う名に恥じないレベルで西新井大師が真横に鎮座しています。

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ホームに戻ります。広大なホームと高い天井。そして目を引く西新井大師の垂れ幕。


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ホームからも西新井大師の建物がすぐ目の前に見えます。


完全に西新井大師の為にあるような路線ですが、大師前周辺は人口も多く、利用客は日中でもそれなりに居ました。


本来この路線は西新井から環七沿いを通って、東武東上線上板橋を結ぶ予定だったんですが、いろいろあって頓挫した姿が現在の姿。

東上線までは無理でも、JR線ら辺まで作れてたら、いやその手前でもそれなりの利用客が見込めたのではないかと思ってしまいますが、戦前の時点で市街化していましたし、なかなか難しかったのでしょう。


沿線住民じゃなきゃ西新井大師に行く時ぐらいしか使わない路線かと思いますが、
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車内の広告は佐野厄除け大師だったのには度肝を抜かれました。









 

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最終日の朝は和田岬線の撮影から。

当時は103系引退直前。ギリギリヘッドマーク付ける前ぐらいの時期でしたね。


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すごい昔のように感じてしまいますが、つい半年前までスカイブルーの活躍が見れたんですよね。


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欲を言えばヘッドマークの時期にも来たかったものの、撮影地の少ない路線ですし、ラッシュ時間帯のみの運行ですので、あまり大勢集まっても...ね。

と、自分の心に言い聞かせて、2週連続遠征という財政破綻を招く行為は回避。


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最後のスカイブルー103系への乗車。


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わずか3分の短い路線。あっという間ですが、しっかり脳裏に焼き付けてきました。


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和田岬線のあとは各駅停車で西明石へ移動。


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沿線撮りは雨天及び被りのダブルパンチで失敗したものの、和田岬線以外でこの編成を見れるのもなかなか無かったので、西明石で送り込み回送を撮影。

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このあとすぐに車庫に入って行きました。


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ついに和田岬線の103系最終日を迎えてしまいました。

かなり混雑して、警察も出動していたそうですが、無事に午前の運用と出発式の臨時便の運用を終えることができたようです。

そしてなぜか夕方の運用にも入ったようで。


夜中に明石まで回送するんでしょうか?まさか明日朝の1往復だけ103系のままなのか?それとも変なタイミングで207系と入れ替えになるのか?



若干謎が残りますが、一応公式発表では今日で最後。


このまま大きなトラブル無く、終焉を迎えられるといいですね。



せっかくサイレント引退ではなく、公式から引退のアナウンスがされ、最後2週間ぐらいはHMを付け、出発式まで行われた103系。

鉄道ファンはそれに感謝して、今後行われるであろう廃車回送なども含め、最後までトラブルを起こすことなく、撮影や乗り納めをしてほしいものです。



103系お疲れさまでした。

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3月18日がラストランになることが正式発表されている和田岬線の103系。


今週日曜日は明石で撮影会があるんで、土曜の夕方の運用から外れるんですが、まさかのJR西日本公式よりお知らせしてくれています。

土曜夕方、日曜、月曜朝は、103系ではなく、
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207系による代走になりますのでご注意ください。

自分も初めて和田岬線を訪れた時は207系でびっくりしたのもいい思い出。あの当時は奈良線とかでまだ103系が現役でしたので、そこまでショックではありませんでしたが、じゃあなんの為に早起きした?と言う意味ではショックでしたね。

 

運用終了間近でそれをやられたら堪ったもんじゃないってことをJR西日本が理解してくれたのか、それとも不要なトラブルを避けるためなのか、それだけ和田岬線103系の注目度が高いからなのか、真相はわかりませんが公式があらかじめプレスリリースで教えてくれるのは非常にありがたいですね。


ちなみにこの日以外にも103系が運用変更となる場合、JR西日本列車運行情報のツイッターで随時お知らせしてくれるとのこと。



JR西日本がここまで親切にお知らせしてますので、撮り鉄・乗り鉄の方々もJR西日本に感謝して、引退まで絶対にトラブルが無いように103系最後の勇姿を見届けましょう。





あとこちらはJRからではなく私個人からのお願いですが、
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特にこの場所になるんですが、和田岬線沿線の道路は基本的に駐車禁止になっています。

一部を除いて道幅は狭く、和田岬線の営業時間帯は近隣工場の従業員などの歩行者も非常に多い時間になっていて邪魔です。


違法駐車の車を避けるように歩行者が車道中央まで膨らみ、線路際の方には撮り鉄がいて、車の通行の妨げになるという、かなり大勢に迷惑をかけています。

車で来るなとは言いませんが、周辺のコインパーキングに停めてきてください。


川重の通勤を妨げないでください、よろしくお願いします。




和田岬線撮影地紹介はこちら

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国鉄時代の1963年から1984年まで製造され続けた103系が、今もなお現役で走っていることで有名な和田岬線。


その和田岬線の103系が、3月18日の運行を最後に勇退することがJR西日本から公式に発表されました。(JR西日本のプレスリリース)


和田岬線の車両は103系R1編成1本のみで、検査時などには3両編成を2本つないだ207系6両編成で運用されること、さらに明石で207系6両貫通編成が確認されてること、さらにさらに103系見学ツアーが開催されたりと、まぁこの春で引退という空気でしたので、大方予想通りでしょうか。


それでも公式にアナウンスされると寂しいものですね。



引退まで残り2週間半。

最後に乗りに行く、撮りに行くという方が増えるかと思いますが、和田岬線の撮影地は非常に少ないです。

特に平日朝の運用は、場所によっては周辺工場へ出勤する方が大勢いらっしゃいますので、乗るのも撮るのも邪魔にならないようにお願いします。

ざっくりとした和田岬線撮影地まとめはこちら。



それともう一つ地味に注意点ですが、
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代走で207系が入ることがありますので、特に遠方から行く方は、ある程度覚悟してください。

和田岬線の103系は今年で車齢50歳ですからね。何があるかわかりません。





和田岬線から103系が引退となりますと、残るは
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体質改善40N工事を受けてちょっと原型から遠ざかっている播但線の3500番代と、

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103系とは思えない105系顔の加古川線3550番代、





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同じく105系顔で10年前まで地下鉄に乗り入れていた筑肥線1500番代のみ。



こうやって思うと、和田岬線R1編成は、外見的に103系の原形がかなり残っている貴重な編成だったんですよね。体質改善ではなく延命N40工事だったのが救いと言いますか。




関東で103系が引退してから17年。

その当時、まだまだ関西じゃ103系がバリバリ現役だったわけですが、5~6年前から一気に活躍の場が減りましたからね。むしろよくここまで走ってくれました。




ありがとうスカイブルーの103系。

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