カテゴリ: 旅行記

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まだ陽も登らない真っ暗な長崎中華街から2日目スタート。


長崎をそんなに観光できてませんので、
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真っ暗な出島の横を散歩がてら歩いて長崎駅へ。(路面電車動いてない時間だったんでね。)


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新幹線用の自動改札だけどIC非対応の改札を通って西九州新幹線のホームへ。

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昨日は気が付きませんでしたが、パンタグラフカバーにもかもめのロゴが書いてあるんですね。

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詐欺行先表示の博多行。所要時間は短縮されたものの、乗り換えが必要になってしまった博多~長崎間。観光にどう影響してくるんでしょうね。

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長崎6:17発→武雄温泉6:48着 西九州新幹線かもめ N700S系

せっかく長崎まで来たのに、滞在時間が12時間切ってますが、暗い時間に来て暗い時間のうちに出発です。

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朝一のかもめの車内はガラガラ。だったんですが、途中でJKが乗って来てびっくり。え、新幹線通学なの?


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武雄温泉で接続するみどり(リレーかもめ)に乗り換えるんですが、気が付けばそこそこ新幹線の乗客がいたようで、それにプラスして武雄温泉から乗る乗客もいて、ホームはかなりの方が乗車待ち。


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武雄温泉6:52発→鳥栖7:35着 佐世保・長崎本線特急みどり(リレーかもめ) 783系

リレーかもめ扱いですが、佐世保始発の特急みどりの運用ですので783系です。

自由席は武雄温泉出発時点でほぼ満席。

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長崎からの自由席特急券。 1枚の特急券で収まるうえ、接続ではなく同一列車扱いなのか、在来線区間分も含めて新幹線自由席特急券として販売されます。幹特在特って表示初めて見たかも。

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SAGA佐賀。ここで降りる方もいましたが、それ以上に乗って来る方が多い。特急通勤や特急通学の方がかなり多いですね。

私は途中の鳥栖で下車。

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隣のホームに415系の吉塚行。鋼製車は引退しましたが、ステンレス車はまだまだ現役。

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鳥栖7:59発→大牟田8:49着 鹿児島本線普通 811系

ちょっと錆びた普通列車に乗って、佐賀県から南下して福岡県南部の街大牟田へ。


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大牟田の西鉄側の駅前には、西鉄の路面電車が保存されていました。

西鉄って大牟田でも路面電車の路線を持っていたんですね。



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大牟田9:21発→熊本10:11着 鹿児島本線普通 821系


大牟田から熊本に向かおうとしたんですが、なんとホームにはYC1系とほぼ同じ顔をした電車が。

なんでしょう、やっぱJR九州のこのセンスには付いて行けねぇ・・・・


熊本駅に到着すると
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隣のホームに815系。おそらくこの辺からデザインぶっ飛びはじめましたよね・・・







つづく


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サガン鳥栖で有名な(?)、鳥栖に到着。

鳥栖と言えば、福岡と熊本・鹿児島を結ぶ九州自動車道と長崎方面の長崎自動車道、大分方面の大分自動車道が交わる鳥栖ジャンクションがある交通の要所。

鉄道でも鹿児島本線から佐賀・長崎方面の長崎本線が分岐する九州のハブともいえる地です。


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9月に駅名変更された江北行きの電車。
江北と言う文字を見ると、首都高中央環状線と川口線のジャンクションが真っ先に思い浮かび、江北町という地名を駅名変更で初めて知った無知な者です。

やっぱ駅名って地名を知る意味でも重要だと感じさせられます。

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鳥栖18:19発→武雄温泉18:56着 長崎本線・佐世保線特急リレーかもめ 885系

ここからはリレーかもめに乗って長崎を目指します。

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せっかくのバカでかい行先表示器も、表示内容が多すぎてなんかごちゃごちゃしていますね。まぁリレーかもめに限らず、ソニック運用でもえげつない表示をしているらしいですけどね。

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JR九州名物?謎に広いスペースを使ったデッキ。

もうちょい座席増やせなかった?ってレベルで佐賀まで激混み。結局座ることを諦めてリレーかもめの終点武雄温泉へ。
 
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武雄温泉で新幹線に対面乗り換え。中間改札すら無いってすごい便利です。

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武雄温泉18:59発→長崎19:23着 西九州新幹線かもめ N700S系8000番代

さぁいよいよ本日のメイン、開業してまだ間もない西九州新幹線に乗っていきます。

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完全にかもめ専用編成なんで、どでかいロゴも付いています。

九州新幹線が新八代までだった時の800系も「つばめ」って大きいロゴがありましたね。全通時に消されちゃいましたが。

あ、E3系は「こまち」ってでっかく書いて平気な面して「なすの」とかの運用に入ってましたね。

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乗り換え時間が3分しかないのでそろそろ車内へ。

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陶器が車内デッキ部に展示されていてびっくり。新幹線の車内でこんなことするのか。



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そしてなぜかサンタクロースが乗車していました。撮影時12月だったけどさ、いくら満席にならないと言え、新幹線の座席1つをこのように利用するなんて・・・


そして衝撃的だったのが、
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喫煙ルームありません!

N700系列なんで、反射的に探してしまいましたが、各駅タイプでも30分ぐらいで長崎に着いちゃいますからね。さすがに設置されてないみたいです。

けど万が一全線開業する日が来ましたら、ちゃんと喫煙ルームを作ってほしいと願っています。



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ヤニ切れになりながら長崎到着!

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在来線ホームではYC1系がお出迎え。川重で出場前の車両は見たことありましたが、納車後の車両を見るのは初めて。

ハイブリッドやらYasashikute Chikawamochiとかどうでもよくなる、その独特すぎるお顔。ほんとJR九州の普通列車のデザインはどんどんぶっ飛んでいきますね。


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長崎出身長濱ねるがお出迎えしてくれたので、目の保養をしておきましょう。


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目の保養の後は駅からほど近い場所でちゃんぽん。大盛にしたんですが、かなり量があったし、味もすごくおいしくて大満足。長崎来てよかった。

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そのあとはちょっとだけ路面電車に乗りまして


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ハート岩と眼鏡橋を撮って初日終了。


2日目に続きます。



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東京9:09発→小倉13:50着 東海道新幹線のぞみ N700S

2022年12月、九州1週と、JR西日本の残りの未乗区間を乗りつぶす旅に出ていました。今回はその旅行記になります。

まずはN700Sに4時間40分拘束されて、一気に九州入り。

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新幹線で博多まで行くことは何度かありましたが、小倉まで新幹線は初でしたね。

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小倉14:05発→折尾14:18着 鹿児島本線特急ソニック 883系

小倉から短距離ですが特急ソニックに乗車。

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今回は「ぐるっと九州きっぷ」というものを使用させていただきました。特急券を買えばJR九州の特急も新幹線も乗れるので、特急大国九州の独特な特急も乗りつぶしていこうと思います。


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折尾の乗り換え時間でうどん。せっかくの福岡、ごぼ天とかしわは外せませんね。

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折尾14:31発→若松14:47着 筑豊本線普通 BEC819系

筑豊本線に乗って若松へ。BEC819系は先日男鹿線で乗車した
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EV-E801系のベースになった蓄電池車両です。

819系の内装はJR九州感たっぷりですが、車端部の機器室とか、確かに先日乗った車両と構造が一緒です。

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終点の若松駅は単独駅ですが筑豊本線の起点駅。


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元々石炭輸送がメインの路線。ここ若松まで列車で運び、若松港から船で運んでおり、最盛期は貨物取扱量日本一であった若松駅。

しかし今じゃ自動券売機が1つ。

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自動改札機が2つ。

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ホームは1面2線が残るのみ。かなり寂しい雰囲気です。


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これでも北九州市内。

周辺人口も多いはずなんですが、小倉駅方面に行くならバス乗った方が早いはずです。バスで戸畑まで行ってそこから電車に乗ったらさらに早いですたぶん。


位置関係的には北海道の函館本線滝川と旧札沼線新十津川みたいな感じでしょうか。新十津川から旭川に行くのに、わざわざ札沼線乗って札幌経由するか?って話です。超極端な例えですが。

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若松14:59発→直方15:36着 筑豊本線普通 BEC819系
 
同じ列車で戻りつつ、そのまま筑豊本線の南側区間の乗りつぶしへ。

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直方15:45発→桂川16:12着 筑豊本線普通 813系

ここからは電化されている、というか折尾から電化区間で、列車も813系という一般的な交流電車です。

この辺りは博多まで一本で行くことができます。が、

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桂川16:46発→原田17:14着 筑豊本線普通 キハ40系

桂川から博多に向かうのは篠栗線。筑豊本線は再び非電化区間となり、走る列車もキハ40系1両、1日の運行本数は8往復のみと言う、立派なローカル線になります。



ここまで筑豊本線という正式路線名を使ってきましたが、若松~折尾間が若松線、折尾~桂川~篠栗線が福北ゆたか線、桂川~原田間が原田線と、3つの愛称を持つ路線になっています。

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終点、はらだと書いてはるだ。九州らしい読み方ですね。



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原田17:23発→鳥栖17:32着 鹿児島本線区間快速 811系

原田からJR九州名物のどこで快速運転するかよくわかんない区間快速に乗って鳥栖へ。


ここからは新路線、新ルートの方に向かいます。





つづく

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北上12:30発→仙台13:21着 東北新幹線やまびこ号 E5系

北上線を完乗しましたので、次の未乗区間へ。まずは新幹線で仙台まで戻ります。


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仙台13:39発→岩切13:47着 東北本線普通 701系

仙台から小牛田行きに乗って2駅、岩切で乗り換え。


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岩切13:52発→利府13:58着 東北本線(利府支線)普通 701系

東北本線の支線、利府支線に乗車します。 

この区間、14~15年前に乗車済みですが、次の場所に行く列車まで時間が空いているので、久々に乗ってみました。

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利府支線と言えば、新幹線総合車両センター。ここも昔訪問済み。


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コロナ禍以降、地元住民だか限られた人以外は、中に立ち入ることはできなくなってしまいました。

ちなみに以前訪れた時は
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塗装剥げてるしとにかく汚れているし、まぁ状態は良くなかったんですが、遠目で見た感じでは、ちゃんと塗装しなおしているように見えたので一安心。


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利府14:33発→岩切14:39着 東北本線(利府支線)普通 701系

寄り道もこの辺にして戻ります。

ちなみに利府支線の車窓から
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H5系と、画像には写っていませんがE6系が留置されていました。どうやら2022年2月の地震で脱線した車両のようです。

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引退したとれいゆつばさの姿も。

中には入れなくても、車窓から色々な新幹線が見えるのは面白いですね。

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岩切14:44発→小牛田15:20着 東北本線普通 701系

怒涛の4本連続701系で小牛田へ。青春18きっぷ旅だったら悲鳴を上げていそうな展開ですね。

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小牛田にはレール輸送車がたくさん。

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小牛田15:40発→柳津16:18着 石巻・気仙沼線普通 キハ110系

小牛田から石巻線を通って気仙沼線の乗りつぶしへ。

ただ、気仙沼線と言いましても
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鉄道で行けるのは柳津まで。前谷地で石巻線から分岐して、たったの17.5㎞。本来なら気仙沼まで総延長70㎞超えの路線だったんですけどね。

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ここから先は、初日も乗りましたBRTの路線となります。



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柳津16:26発→前谷地16:46着 気仙沼線普通 キハ110系

BRTを横目に、来た道を戻ります。一応、鉄道の完乗を目的としていますのでね。当初はBRTは仮復旧という形でしたが、今や鉄道での復旧は諦め、鉄道事業としては柳津~気仙沼間は廃止になっています。

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前谷地16:51発→小牛田17:07着 石巻線普通 キハ110系

ここからはひたすら埼玉へ帰るのみ。この旅最後の気動車に乗車。

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小牛田17:31発→仙台18:18着 東北本線普通 E721系

小牛田で絶妙に待たされて、E721系で仙台へ。さすがに小牛田からだと空いてますね。

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仙台19:31発→大宮20:39着 東北新幹線こまち号 E6系

最後は全く使っていなかった指定席券の権利を使いまして、こまちに乗って大宮へ。

さすがにはやぶさは混雑していたものの、こまちは仙台到着10分前ぐらいでも空席があったので、こちらに乗車。


2泊3日の旅を終えまして、
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仙台駅で買った牛タン弁当を自宅まで持って帰ってから食べまして、旅は終了。


3日間ひたすら未乗区間を乗りつぶしてきましたが、新幹線も特急も乗り放題で、一部第三セクターも乗れて、一部の店舗で割引を受けれたりもして、非常に充実した3日間でした。

3月の上旬にもJR東日本パスは発売されますので、乗り鉄の皆様、この機会に是非どうぞ。

ただし何よりもホテルの確保はお早めに・・・・・

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秋田6:46発→男鹿7:45着 男鹿線普通 EV-E801系

2日連続ネットカフェ宿泊でボロボロの体を叩き起こし、早朝の男鹿線に乗車します。いや、昨日のネカフェはフラットシート埋まってて、リクライニングシートだったんでマジで身体しんどい。

乗車した車両はEV-E801系。蓄電池車両ですね。
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気動車なんて昔のものになっちゃいましたよ。


同じ蓄電池車両で烏山線で活躍するEV-E301系と同じくACCUMの愛称が付けられていますが、全く形が違うんですよね。

それもそのはず、EV-E301系は直流対応で、秋田地区は交流電化ですので、それに対応しなければならないのですが、新たに開発するのではなく、
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JR九州のBEC819系がベースになっています。要はBEC819系の50Hz対応寒冷地仕様ヴァージョンがEV-E801系。たしかによく見ると同じ形してますね。

内装は水戸岡要素無しのJR東日本って感じですが、基本的な構造はBEC819系なんで、ちょっと特殊な車両ですね。

JR東日本の一般形なのにステンレスではなくアルミ車体、日立製という珍しい車両になっています。

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そんな特殊な列車でゆく男鹿半島の旅。

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この車窓からして人が乗っていなさそうな感じが漂いますが、奥羽本線内だけでなく、男鹿線内でもかなり学生の利用がありました。

男鹿駅の到着時刻を考えると、確かに学生利用が多いのはわかるんですが、奥羽本線内で降りて行った多くの学生たちは朝早すぎないか?

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秋田から約1時間で終点の男鹿。

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駅舎は綺麗でしたね。ACCUM導入で男鹿駅に架線を設置しなければなりませんでしたから、その時に綺麗にしたのでしょうか?


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男鹿8:15発→秋田9:07着 男鹿線普通 EV-E801系

充電を終えたACCUMに乗って、来た道を戻ります。


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秋田9:12発→大曲9:47着 秋田新幹線こまち E6系

秋田駅はちょっと急ぎ目に乗り換え。こまちに1区間だけ乗ります。

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大曲駅のコンコースにて。約10年前のポスターが貼られていました。スーパーこまちの名称懐かしいですね。

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模型も飾ってありました。こまちに対する力の入れ方が違いますね。

というか秋田県の人って、在来線は一切使わないけど、こまちは使うって人多いんじゃないでしょうか。明らかな車社会ですし。けど頑張って仙台ぐらいまでは行けても、東京まで車は結構しんどいでしょうし。

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大曲と言ったら花火。

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駅前に花火のでっかい玉のモニュメントもありますね。

そして次に乗りますのは、
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大曲10:11発→横手10:29着 奥羽本線普通 701系

先ほどのこまちと同時刻に秋田駅を出発した普通電車に乗ります。

青春18きっぷじゃないんですよ。せっかく新幹線も乗り放題のJR東日本パスですよ。たとえ1区間でも、例え時短にならなくても、快適な新幹線車両に乗った方がお得じゃないですか。


そんなわけでロングシートで18きっぱーに不人気の701系の乗車時間を20分未満に短縮し、着いたのは横手。

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焼きそばはわかるけどかまくらの街ってなんだ?

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横手10:37発→北上11:51着 北上線快速 キハ100系

横手から北上線に乗車・・・

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北上線だよね?

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さっきの男鹿線は地元民の利用がありましたが、北上線はこの景色が物語る通りの利用状況でしたね。

東日本パス効果なのか旅行割効果なのか、旅行者の姿はちゃんとあると言った感じ。

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景色は綺麗なんですけどね。ただし景色が綺麗ってローカル線はいくらでもありますし、それだけで生き残れるほど現実は甘くないです。

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けどやっぱ景色は良いですね。

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明らかに退避設備が撤去された駅。草だらけだけどそれなりの長さがある旧ホームが、かつての栄光の証とでも言いましょうか。秋田リレー号が走っていた時代ぐらいまでがギリギリ北上線のピークだったのかもしれません。


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だんだん平坦な田園地帯を走るようになってくると、


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終点の北上に到着。

ちょうどお昼前ぐらいだったので、
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最近聞かなくなった列車愛称の駅そばがあったので、ここでお昼ご飯に。

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駅そばですが、うどんでもなく、まさかの味噌ラーメンまで出てきます。しかもホルモンラーメンと言うなかなかレアなもの。

ちなみに東日本パスを見せるとトッピング無料で付いてきました。小さいながらも特典が付くきっぷって嬉しいですよね。



つづく


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