カテゴリ: 鉄道情報


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先月利用させていただきました、ぐんまワンデーパスですが、今月末の3月31日分で発売を終了するようです。

JR東日本おトクなきっぷのページに書いてありました。


JRだけでなく、上毛線や上信線も乗れて、さらに東武線の群馬区間も結構乗れるので、もう一度ぐらい利用したかったんですけどね。


4月以降は何か代替の切符とか無いのかと思ったんですが、ページをちょっとスクロールしただけで発見しました。
ぐんまワンデーローカルパスがあったんですね。

GunMaaSというのに無料会員登録する必要があるものの、切符タイプのぐんまワンデーパスより300円もお安くなっています。



特急料金を払っても新幹線に乗れなくはなりますが、乗れたとて高崎から上毛高原と安中榛名しか行けなかったので、切符式とはほとんど変わらない内容と言っていいでしょう。

というか新幹線なんか乗ってないんだし、先月もローカルパスの方を買えばよかったんですね。



上毛線の元03系も営業運転を始めましたし、群馬県内の東武線なんか全然乗ってないし、近々また利用しようかと思います。

 

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京浜東北線の単独駅となっている川口駅。

ここを通過する宇都宮・高崎線を停車させようという動きが昔からあったんですが、ついに話が大きく進展、川口市が新駅舎やホームの建設費用を負担する方針を明らかにしました。(朝日新聞)


400億円前後と見積もられている事業費の、大半を川口市が負担するという本気具合。



どこのメディアも上野東京ラインが停車と報じているので、湘南新宿ラインが走る東北貨物線は今後もホーム未設置のままの可能性が高いですが、列車線ホームが完成すれば、大半の中距離電車が川口駅に停車することになります。



まぁネットを見ると、浦和以北の宇都宮・高崎線ユーザーを中心に不要論が出ていますが、確かに川口は中距離電車の止まる赤羽の次の駅であり、わざわざ金掛けてホームを設ける必要があるのかと思ってしまいます。

浦和以北の人からしたら、所要時間が伸びるだけですから、反対意見が出るのも仕方ないでしょう。



ただ川口市の人口は約60万人。

埼玉県内第2位の人口を抱える自治体で、その川口市の中心駅である川口駅の1日の乗車人員は7万を超えます。コロナ前は8万越え。

乗降客数で考えるとその倍になるはずですので、かなりの数の利用がある駅なんですが、中距離列車は全通過。


キャパ不足感の否めない駅であることも事実です。



川口市が大半を負担するようですし、西口側に市有地が広がり、ホーム増設のための線路移設スペースもありますし、個人的には止めても良いのではないかと思ってきました。まぁ私も浦和以北の宇都宮・高崎線ユーザーですので所要時間が増えるのはちょっと嫌ですが。


列車線にだけホームが設置され、湘南新宿ラインが止まらないのであれば、池袋・新宿方面の利用者は引き続き京浜東北線からの赤羽乗り換えという選択肢が残り、その他中距離電車の止まらない京浜東北線停車駅利用者も多いでしょうから、川口駅の利用者が上野東京ラインに殺到せず、ある程度分散もできそうですし、悪い話ではないんですが、川口市民以外あまりメリットが無さそうなので、批判的意見ばかり目に見えてしまうのが悲しいところ。


今後は市議会に関連議案を提出したり、JR東日本と協定を結ばなきゃならなかったり、まだまだスタートラインの手前ぐらいですし、順調に進んでも完成は13年以上先ですので、あまり期待しすぎず、無駄に批判もしすぎず、気長に見守りましょう。

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東京駅から勝鬨や晴海、豊洲市場あたりを経由して、東京ビッグサイト辺りまでを地下鉄で結ぼうという「都心部・臨海地域地下鉄」という構想があります。


この都心部・臨海地域地下鉄、開業すると東京臨海高速鉄道が運行する流れになったようです。


というのも、東京臨海高速鉄道がこの事業の計画検討を行うことについて、東京都と鉄道・運輸機構と合意したとのこと。(東京臨海高速鉄道のプレスリリース)

開業までに余程の問題が発生しなければ、東京臨海高速鉄道が運行を担うのが確定的になったとみて良いでしょう。



しかし、あくまで計画の検討段階。

2040年ごろの開業を目指すという、まだまだ夢物語な状態です。


確かに東京駅から臨海部へ直結する地下鉄は、あった方が便利だと思いますし、開業したら乗る機会もそこそこありそうなものですが、まぁ20年近くも先の話ともなれば、計画の変更やらなんやかんや色々うまくいかないことも多々出てくるでしょう。


「そんな構想もそういえばあったな」

それぐらいの気持ちで気長に待つとしましょう。





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東京都北区の赤羽岩淵から埼玉県さいたま市緑区の浦和美園までを結ぶ埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線。

赤羽岩淵からは全ての列車が東京メトロ南北線へ直通し、さらにその先の東急目黒線、東急新横浜線、相鉄線に乗り入れる列車も存在しています。


埼玉県側は現在浦和美園までとなっていますが、岩槻、蓮田への延伸計画が昔から存在しています。


近年はその延伸計画のうち、東武野田線との接続駅であり、旧岩槻市の中心駅の岩槻駅までの区間は、沿線開発と快速運転の2つを行えば採算が取れると試算され、今年度中にはさいたま市が埼玉高速鉄道に対して延伸申請の要請をする予定になっていたようです。



しかし、、、


さいたま市は昨日、この延伸の要請を今年度中にすることを断念したそうです。(読売新聞

 
もともと860億円とされていた建設費用が、昨今の人件費や部材の高騰などの影響で、約1.5倍の1300億円に膨らむことで、さすがに埼玉高速鉄道側が要請を受けられないと判断したようです。


建設費の一部はさいたま市が負担する形になりますし、市民がそれを受け入れられるかという問題も出てきます。

が、現さいたま市長、2023年度中の要請を行うことを選挙の公約としていたようで、そのあたりを特に岩槻区民はどう受け止めるのか・・・




浦和美園から岩槻まで延伸して、果たしてどれほどの利用があるかが課題ですよね。

延伸すれば都内まで1本で行けるようになりますが、如何せん直通先が東京メトロ南北線であり、後楽園まで行かないと他の東京メトロ線との接続駅はなく、目的地が南北線沿線じゃないとなかなか都心直通のメリットを感じられ無さそうなんですよね。



岩槻駅及び設置されるであろう中間駅からであれば、埼玉高速鉄道を利用するメリットは十分あるでしょうが、岩槻以外の東武野田線沿線からの乗り換え客を取り込むにはちょっと弱いのが難点。


東武、埼玉高速鉄道、東京メトロと3社を跨ぐことになるので、特に定期外利用は割高感から敬遠されそう。



岩槻の人だけでなく、周辺地域の人でもメリットが大きければ、延伸計画はもう少し話が進みそうなところですが、どうも惜しい要素だらけ。



とりあえず埼玉高速鉄道および埼玉県とさいたま市に要望したいのは、岩槻延伸を夢物語で終わらせず、将来的な岩槻延伸を見越して、さっさと埼玉スタジアムまで伸ばしてください。

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今日の午前10時ごろに発生したトラブルの影響で、東北新幹線の東京〜仙台間と上越新幹線の高崎までの区間が終日運休となりました。


22時現在でわかっている情報としては、


・東北新幹線の上野〜大宮駅間でW7系がパンタグラフが2基とも破損、窓ガラスにもひび割れ確認。

・同区間で架線の垂れ下がり確認

・架線垂れ下がりの影響なのか、架線柱の部品にも損傷あり

・復旧作業中に作業員2人が感電し1人重症、もう1人も軽傷

・東北上越北陸新幹線は東京〜仙台•高崎間で終日運休

・24日の始発からの通常運行を目指して復旧作業を続けているものの、進歩状況で遅れや運休の可能性あり

・24日のなすの266号とつばさ129号は運休決定

・復旧作業のために並行する埼京線も20時過ぎから一部区間で運転見合わせも21時前には運転再開





ざっとこんな状態です。


架線系のトラブルは基本的に運行再開に時間を要するものですが、午前中のトラブルで終日運休になるのはなかなか長く、それだけ大きなトラブルであったことが伺えます。


現時点で原因は不明で、復旧作業中に事故も発生していることから、国交省だけでなく労基も出てきそうな案件ですので、全ての原因が究明されるのには相当な時間がかかると予想されます。


明日以降、安全に通常運行が再開されることを強く望みます。

 

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