東武特急スペーシアが営業運転を開始してから、今日でちょうど27年となるみたいです。

なんで27年っていう中途半端なタイミングで取り上げたのかといいますと、乗りものニュースの今日は何の日?で取り上げられてて、東武鉄道の看板特急として四半世紀以上も走り続けていたことに驚いたからです。


今年の4月に500系リバティが運転を開始したとは言え、あの車両は今のところスペーシアを置き換えるというより、分割併合を駆使して様々なニーズに応える車両ですし、新型車両ということで推されていますが、やはり100系スペーシアが第一線で活躍する以上、看板車両の座は奪えてないかと。あくまで個人的な見解ですが。


運行開始から27年ともなれば、本来ならこのまま500系を増備して、ある程度スペーシア運用を食いつぶしてもおかしくないような年月が経っているんですよね。実際、同じ年に製造された成田エクスプレスの253系なんか、すでに置き換えられているわけですし、新幹線になってしまいますが、300系や400系も同い年。

JRとの経営基盤の差を言われたらそれまでですが、東武100系がかなり力を入れて製造されたと言うことも、まだまだ前線で活躍で来ている要因だと思うんですよね。内装も足回りも、かなりハイスペックですし。おそらく計画・設計段階の時、日本がバブル真っ只中だったということもあるでしょうけど。


ちなみに100系よりも後に現在りょうもうで活躍する200系が製造されていますが、200系は車体こそ新造されていますが、足回りに関しては、100系の投入によって置き換えられた

1720系の部品をいたるところに使用していますからね。

この事実を考えると、100系より先に200系を置き換えないといけませんね。でも250系だけはちゃんと新造していますし、なんだか面倒ですね。



そういえば先日発表された東武の中期経営計画では、新たなフラッグシップ特急の導入とか言ってましたね。

まだ計画段階みたいですが、2020年ごろには100系スペーシアも前線から退くことになるかもしれないですね。100系ぐらい力をいれた車両が作られるといいんですが。

そのころには、500系リバティの実績を考慮して、東武の特急網も大幅に変更されるかもしれませんね。