イメージ 1

47NEWSとかいうニュースサイトの情報によりますと、去年の12月18日から今年の1月4日まで、京田辺~宝塚間の普通電車が、車両点検のために一時的に緊急停止装置(EB)を取り外した後、再び付けるのを忘れて走行していたそうです。

また、昨年12月28日から今年1月13日まで、山陰本線の城崎温泉~豊岡間の普通電車が、同装置のブレーカーを切った状態で運転していたそうです。

両方とも異常に気が付いた運転士が、指令所や駅に申告したために発覚したそうです。



EBは、列車の運転士が、走行中に1分以上マスコンやブレーキなどの運転操作を扱わないとブザーが鳴り、5秒以内にEB解除というボタンを押すか、運転操作を行わないと非常ブレーキが自動的にかかる装置です。
比較的、駅間が長い路線に採用されていて、運転士が急病によって運転操作が不能になったり、居眠りをして事故を起こすことが無いように取り付けられています。


福知山線の脱線事故を機に、国土交通省が16年までに段階的にこの装置の設置を義務付けているそうです。


まだ完全な義務化になったわけではないですが、せっかくつけた安全装置なんで、しっかり使ってほしいです。