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路線の魅力を知ってもらうため、北上、西和賀、横手の沿線3市町がつくる利用促進協議会が、北上線全線の無料開放の準備を進めているらしいです。(岩手日報)


無料開放は紅葉シーズンの11月上旬から中旬の複数日を想定しているとのこと。


ただし無料開放の条件は、沿線住民など一定の条件を設け、さらに整理券などで無料対象定員に上限も設ける方向で進んでいるみたいですね。



紅葉シーズンと言うからには、てっきり観光客を呼び込みたいのかと思いきや、 沿線住民の利用を促進したいんですね。だったら他の時期でもよかった気がしますが。
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確かにのどかなローカル線で、景色も良いとは思いますが・・・


けど無制限に無料開放をしても、主に乗り鉄が集まるばかりでそれがリピートに繋がるとも思えませんし、だったら地元の人の方がリピートする可能性は少しは高い・・・のか?



取り組みとしては興味深いものの、利用客が1日平均数人増えた程度ではどうにもならないレベルの赤字を叩き出しているのがローカル線の現実。




今回の取り組みがどのような効果を生み出すのかわかりませんが、一時的に人を呼び込むイベントみたいに終わらず、中長期的に見てちゃんと利用促進効果があったのか、費用対効果的にはどうなのか、しっかり判断してもらいたいものです。