
SL時代の給水塔が残る、名松線の終点伊勢奥津駅。
名松線の松は松阪の松。
じゃあ名は?って話ですが、名張の名なんですよね。
名張と松阪は、現在の近鉄が先に開通したため、名松線は伊勢奥津から先、名張まで建設されることはありませんでした。

伊勢奥津から名張まで結ぶバスもありますが、1日1本のみ。しかも早朝。
なのでまた名松線で松阪に戻るぐらいしか交通手段がないんですが、発車時刻までしばらく時間を持て余していたので、周辺の散策へ。

この辺は伊勢本街道の宿場だったらしく、古い建物がたくさんあります。軒先には暖簾。なんでも奥津宿の賑わいと取り戻すために、地域住民が主体で暖簾を掲げる活動が始まったみたいです。

歴史を感じさせる昔の商店。

緑に囲まれたいい感じの小さい橋。

陽も傾てきて、川沿いはかなりひんやりしてました。

基本的に伊勢奥津駅周辺は古民家と大自然。
というか名松線沿線、ほぼ大自然だらけ。
いい場所なんですけど、アクセスがね・・・・・・。
さぁ、時間もいい感じなんで、40㎞ちょっとを移動するのに1時間半以上かかる列車で戻りましょう。

伊勢奥津→松阪 名松線普通 キハ11形
結局復路も乗客は私1人。大丈夫なのかこの路線!?
家城から部活終わりの高校生が10人ぐらい乗ってきましたが、いや災害から復旧させた伊勢奥津~家城で乗客俺だけってどうなん!?
松阪に戻ったころには、外はもう真っ暗。
そろそろ宿に向かいましょうか。

松阪→大阪上本町 近鉄大阪線特急 12410系
近鉄電車ではよ帰りましょう。
乗り鉄たびきっぷは一旦保留として、わざわざ追加投資してわざわざ大阪へ。
そしてせっかく松阪に2回も訪れたので、


車内で松阪牛を食らってやりました。
非常に米と相性のいい味付けの肉でした。

なんだかんだで今年9度目の大阪入りを果たしました。
つづく