山陽新幹線で、700系の連結器カバー部分が破損、さらに血が付着という事案が発生しました。
破損が確認されたのは、のぞみ176号。
小倉駅で対向のみずほ615号の運転士が気が付き、指令所に連絡し、のぞみは新下関で臨時停車して点検したところ、連結器カバー付近の破損を確認し、さらにその中から人体の一部が見つかったとの報道もあります。(毎日新聞など)
この事故の現場検証のため、山陽新幹線は広島~博多間で運転見合わせ。
博多~小倉間の走行中での事故のため、線路上から衣類などは見つかっているようですが、場所の特定が困難であり、検証に時間がかかっているため、山陽新幹線の同区間は14日の運転を取りやめとなりました。
運転士は走行中に異音などを確認しておらず、さらに小倉駅のホームで安全確認を行っていた駅員も、破損に気づくことはなかったようです。運転士はともかく、駅員が誰一人確認できないって結構問題な気もしますねぇ・・・・・・。
10年以上前に、のぞみが走行中に人を撥ねて、先頭に大きな穴が開いたこともありましたね。この時は500系がはねた後、対向列車も同じ人を撥ね、さらに並行する在来線にも撥ねられるという、今考えれば恐ろしい事故だったんですが、わりと早めに運転が再開されているんですよね。現場が特定しやすかったからか?
それにしても、台車に亀裂が入ったり、車内で殺人事件が起きたり、そしてノーズを破損し未だどこで撥ねたかわからない人身事故が発生したりと、今年は東海道・山陽新幹線系統は色々ありますね。厄年なのか?
15日は始発から通常通り運行されるとのことですが、利用される方は最新の情報に注意してください。
以上、3月の日曜の夕方に停電で東海道新幹線が2時間以上遅れたことを、決して忘れるつもりはない超特快でした。(今年はJR東より定時性悪い?)