2016年10月

来春から運転が開始される東武鉄道の新型特急用車両500系の愛称が、「リバティ」に決まったそうです。

このリバティ、スペルはLibertyではなく「Revaty」です。Varietyの並び替えとLibertyを組み合わせた造語だとか。


このリバティはそのまま列車名にもなるみたいで。そういえばそうだ、

こいつとか「特急スペーシア」って呼んじゃってるし、それが正式名称だと思っちゃったりするけど、正確には「特急きぬ」もしくは「特急けごん」なんですよね。

それを東武100系「スペーシア」で運行するから、「特急スペーシアきぬ」などと案内されるわけです。


なので、新型の500系で運行される特急は、「リバティきぬ」となります。



さてさて、このリバティですが、従来の東武特急のような6両固定編成ではなく、3両編成で増解結可能な構造となっていますが、気になるのはその特徴を活かす運用ですよね。


発表されたのは主に3パターン。

1つは下今市で東武日光方面の「リバティけごん」と鬼怒川温泉方面の「リバティきぬ」もしくは会津田島行きの「リバティ会津」を分割するパターン。


2つ目は東武動物公園で、東武日光行き「リバティけごん」と館林行きの「リバティりょうもう」を分割するパターン。


さらにさらに、春日部まで6両で運転し、アーバンパークラインへ直通する大宮行き3両と野田市行き3両に分割する特急「アーバンパークライナー」というのが新設されます。

先日急行が新設されたばかりの東武野田線ですが、まさか特急列車まで走ることになるなんてね。いつだか試験的に運転してたんでそうなるとは思っていましたけど、5年前とかだったら全くこうなることは予想できなかっただろうなぁ。


ちなみにアーバンパークライナーですが、春日部で分割せずにそのまま6両で大宮行きのパターンと、大宮発運河行きなんてパターンもできるみたいです。

そのほか、すべての列車が増解結を行うわけではなく、3+3の6両編成のまま終点まで運行する列車もあります。


増解結可能で3両編成でも6両編成でも運転可能という、フットワークの軽さを活かした運用が組まれるようです。観光用特急としてだけでなく、通勤の足としても活躍できますね。


そういえば、先日発表された新型ロマンスカーも観光だけでなく通勤も意識した作りになってましたね。これからは追加料金(特急料金)を払って着席通勤の時代なんですかね。高齢化社会となっていくにつれ、通勤客は減少するでしょうから、売り上げを維持するためにはそういうふうにして客単価を上げていくしかないですね。


2018年の春に、小田急小田原線の複々線化が完成するのに合わせて、朝夕ラッシュ時のロマンスカーも増発されるみたいです。


さらにそれと同時に新型のロマンスカー70000形が2編成製造されるようです。これによりLSEは引退となるようです。

70000形は、ロマンスカーの代名詞でもある展望席のついた観光メインの車両だと思わせつつ、通勤利用を考慮した30000形EXEと同じくボギー台車を採用した20m車となるようです。


EXEよりは観光特急色が強いけど、通勤特急としても十分活躍できる仕様というところでしょうか。ちなみに箱根湯本にギリギリ入れる7両固定編成だそうです。


また、30000形EXEもリニューアル工事をして、多様化するニーズに応えられる車両に生まれ変わるのだとか。
バリアフリーとかウォシュレットとかは、まぁよくあることだとして、訪日外国人旅行者への対応として、大型収納スペースを設けるあたり、他のロマンスカーに比べて通勤輸送に特化しすぎてたEXEを、観光にも不便でない車両にしたいということでしょうか。

外観はシルバーがメインになるのね。

今でも人気の50000形VSEの登場からすでに11年。

地下鉄直通を成し遂げた60000形MSEの登場から8年。


知らぬ間にそこそこの月日が経っていたんですね。VSEの時は小学生、MSEの時ですら中学生だったなそういえば。

そりゃもう「次世代のロマンスカーが」とか言われてもおかしくないような時期になってますわ。



私個人が勝手に計画してきた北海道旅行は、社会的圧力の影響で中止になりましたとさ。


いやもうほんとね、ほんとは今頃最終の新幹線を乗り継いではこだてライナーに乗ってるはずだったんですけどね。なんだったんだろうね。


6月の広島・大阪旅行の時に、もう一人旅はできないのかもしれないと思いながらも、いや無理やり実現させてやると勝手に意気込んでいたんですが、やっぱり無理でした。働くってなんだろ。生きるって何だろう。寝よう。


↑このページのトップヘ