
立川の中央線高架下でのケーブル火災以降、首都圏で相次いだ線路わきのケーブル火災は、放火の可能性が高いようですね。というか、ほぼ確定的のようです。
迷惑な話ですが、あれだけ重要なものが、あんなに容易く燃える状態になっているのも恐ろしいですね。
だからと言って、設置コストや保守点検のことを考えれば、あの位置に設置するしかないというのもわかりますから、地下に埋めろとかそういう話はしませんがね。
ただ、通信ケーブルを破壊するとなれば、今から30年前に発生した国電同時多発ゲリラ事件というのを思い出してしまいましてね。
当時まだ生まれていない私は、YouTubeやWikipediaでちょこっと知っただけなんですけど、国鉄分割民営化に反対する団体が、やはり通信ケーブルに目を付けたんですね。首都圏や大阪府などで合計33か所を切断し、合計で約3000本の列車が運休し、600万人以上に影響を及ぼしたそうです。
今回の犯人はこの事件を知っているのかどうかわかりませんが、多少鉄道に対する知識があるのか、ケーブル放火は非常にダメージを与える嫌がらせです。何があったのか知りませんが、やめていただきたいです。