2015年05月

小笠原西方沖の巨大深発地震の影響で、ちょっと忘れがちになってしまいましたが、東日本大震災の影響で一部不通となっていた仙石線が、30日に全線で運転を再開しました。

震災から4年と2か月半。いやぁ、ここまで長かったですね。

でもまだ路線が再開したからといって、復興は終わっていないわけですよ。沿線の復興はまだまだこれからです。


ただ、仙石線復旧が、沿線復興への一つの光となることを願っております。






※画像は本日のものではありません。

小笠原諸島西方沖を震源とした深発地震は、小笠原村と神奈川県二宮で最大震度5強を観測したほか、日本全国47都道府県で震度1以上を観測するなど、非常に広範囲で揺れを観測しました。

この地震の影響で、交通機関に影響が出ており、地震から3時間以上経過していますが、一部の路線では現在も運転を見合わせており、多くの路線で遅延が発生しております。


また、新幹線が一時運転見合わせとなり、現在も遅れが生じているため、新幹線と接続する列車にも遅れが出る見込みだとJR九州が言っています。


この数十時間で、大噴火、5弱の地震、5強の地震と、短時間で天災が多発中。ここまで連荘するのも珍しいですね。


根室本線の新富士駅で、貨物列車の入れ替え作業中に貨物同士が衝突し、1両が脱線する事故が発生したそうです。

20両編成の貨物のうち4両を切り離して、残り16両を別の線路に移動させるはずだったのが、ポイント転換のミスで同じ線路に入れてしまったのが原因だそうです。



ポイント切り替えミスってことは、またJR北海道側に問題があったってことなんですかね。

ここ2~3年の走行距離あたりの運転事故や輸送障害の発生件数って、JR北海道が断トツで高そうですね。

お見事!埼京線が1位を獲得しました!

埼京線が1位となったのは、オウチーノ総研が首都圏在住の703人に調査した、路線に関するアンケートのうち、通勤で使いたくない路線イメージの悪い路線のなんと2冠達成!

通勤で使いたくない理由は、バカみたいな混雑が大きいみたいですね。それによる遅延の影響も大きいようです。

イメージが悪いのは痴漢の所為。

埼京線=痴漢って。でも確かに痴漢が捕まってるとこみたことあるの埼京線だけだ。


一時期JR東日本が「埼京線よくするプロジェクト」みたいなことやっていましたが、まだまだ世間のイメージは厳しいようです。



JR北海道ですが、夏の臨時列車が過去10年でもっとも少ない設定になったようです。
 
車両トラブルが多発し、使用可能な車両数が少ないのも原因の一つなんですが、もうひとつ理由がありまして、それが
来春の北海道新幹線開業の影響みたいです。
 
まだ開業していない北海道新幹線。なぜ今夏に影響を及ぼすのかと思えば、JR北海道では初めての新幹線開業であるからです。
 
今まで在来線の列車を運転していた運転士が、いきなり最速260km/hの新幹線を運転できませんよね?
 
そのためJR北海道では、新幹線開業までに計35人の新幹線運転士を要請する計画で、すでに新幹線を運行しているJR東日本に運転士が出向して、順次訓練を受けているのだとか。(朝日新聞より
 
そういう理由で、運転士も不足しているみたいで、自社の臨時列車増発が過去10年で最少となったようです。
 
 
車両不足に運転士不足。ダイヤを組む人も大変ですね。
 
 
 

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