2015年02月

5月30日の仙石線全線再開と同時に開業する、仙台~石巻間を東北本線・仙石線経由で運行する新ルート、仙石東北ラインの概要が発表されました!(JR東日本仙台支社

仙石東北ラインは1日14往復運転され、うち1往復は特別快速、その他13往復は快速列車で運行されます。


特別快速は途中塩釜、高城町、矢本のみに停車し、仙台~石巻間を52分で結ぶ最速列車で、震災前の最速列車と比較して11~12分短縮されるそうです。

快速列車の停車駅は2パターンあり、6・5往復は東北線内各駅、残り6・5往復は東北線内塩釜のみの停車で、仙石線内は両者共通して野蒜、陸前小野、矢本、陸前赤井と陸前赤井からの各駅です。


仙石東北ラインが全て快速系統で運転される代わりに、仙石線の列車は全て各駅停車となり、高城町以南の仙石線内は全ての列車が各駅に止まることとなります。

これにより多賀城とかは、仙台への所要時間が延びるなぁと思ったんですが、そもそも現行1日5往復になってほとんど各駅停車になってしまいましたし、快速がなくなることでデータイムはほぼ15分ヘッドのパターンダイヤになるみたいですから、意外と利用しやすくなるかも。


仙石線の今後に期待が持てます。


JR東日本の多機能券売機が不具合を起こしたようで、午後5時の時点で利用できなくなってるみたいです。(日経コンピュータ

効果を投入後、とりけしボタンを押しても、お金が戻ってこなくなってしまったようです。

多機能券売機はJR東日本の駅にある通称黒い券売機。他の券売機は利用可能らしいので大きな問題にはなっていないと思いますが。



どうやら未明にダイヤ改正関連のプログラム更新を行ったようで、これが原因で不具合が生じたみたいです。プログラム更新をしなかった仙台や新潟エリアは無事らしいので。



3月のダイヤ改正で、東海道新幹線の最高速度が285㎞/hに引き上げられるのに先立ち、一足早く東海道新幹線285㎞/hを体験できる試乗列車の運行が行われたそうです。

山陽じゃ300㎞/h、東北じゃ320㎞/hも出しているような時代で、日本の大動脈であり、最大の利用者数を誇る東海道新幹線が今さらスピードアップ、それも他路線より遅い285㎞/hというのも変な感じですが、一番最初に作られた区間であり、線形も悪いため、むしろ270㎞/hから15㎞/h引き上げるだけでも、車両の改良などお金と技術が必要だったんですよね。


こうやってJR東海が頑張ってスピードアップを図ったわけですが、いったい整備新幹線はどうなってんだと。

設計上速度向上が難しかった東海道新幹線に対し、整備新幹線は線形上速度アップは容易でしょうし、必要になるのは信号設備や騒音対策ぐらいなんでしょうけど、いつまでたっても260㎞/h。東北新幹線なんて盛岡まで320㎞/hで走っているのに、それより先に行くと突如最速260㎞/hに大幅ダウン。

もちろん、安全走行のため、既存施設の再調査なども必要になりますし、容易という表現は誤りだと思いますが、やはり東海道新幹線に比べたら容易だと思うんですけどね。


JRはスピードアップで鉄道運輸機構が線路使用料を上げるのではないかと警戒し、機構側は国が260㎞/hって言ったから……と上下から板挟みにされている状態。


なんでもかんでも早くすればいいもんでもないのかもしれませんが、出せるのに出せないこの現状はどうにかできるのではないでしょうか。


どこトレってなんぞやという方もいるでしょうが、おそらくJR東日本アプリの列車位置情報の東北エリアで表示されるやつだと思うんですが、案内対象線区が12線区から39線区に拡大されるようです。


これでおそらく東北地方のJR線はほぼコンプリート。JRではない仙台空港アクセス線まで含まれています。


長くても10分待てば電車が来る首都圏と異なり、1時間に1本あるかないかというような路線では、列車が今どこにいるのかというのは非常に重要な情報ですからね。

単線区間だと、列車交換待ちで遅れたりもしますし、列車単位で遅れがわかるって非常に便利だと思います。



JR東日本が、京葉線と東京臨海高速鉄道りんかい線の直通運転を検討しているとかしていないとかいう記事を発見しました。(読売新聞

どうやらJR東の冨田社長と千葉県知事の森田健作さんが会談した際、富田社長から京葉線とりんかい線直通の実現可能性について、社内で様々な面で観点から検討していると、森田知事に伝えられたそうなんです。


まぁこの手の話は定期的に出ている気がするんですよね。要は実現はかなり遠いと言うのが実情でしょう。


この件に関して、千葉県側は何を思ったか、京葉線の複々線化も視野に入れているみたいです。


りんかい線と直通したところで、京葉線のラッシュ時の過密ダイヤの根本的な解決にはならないと思っているようで、そうなると複々線化が一番だという考えみたいです。

元々建設の経緯で、複々線化用の用地の多くを、千葉県が県有地として保有しているらしく、複々線化するなら快くJRに売却する意向みたいなんです。


千葉県がやる気満々でも、JRは絶対やらないと思いますけどね。

さすがに人口減少期に突入している現状で、複々線化などで莫大な投資をしてまで混雑緩和はしないでしょう。

京葉線沿線の人口予想まではさすがに調べてませんが、仮に上昇傾向であろうと、今の日本はいつか減少期が訪れるわけで、さすがにそこまでの投資をするとは思えません。


森田健作知事は、時折交通に関してぶっ飛んだことを言いますので、またいつものあれが始まったと思えばいいのでしょうが、とりあえずりんかい線と直通するにしても、とりあえず京葉線から新宿へのライナーとかそこから始めるのが限界じゃないでしょうかね。東京都が保有する東京臨海高速鉄道株をJR東日本に売却して、JR東日本の子会社化して運賃関連を思いっきり改正すれば普通列車も毎時数本程度走らせても大丈夫そうですが。


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