
JR北海道で新たな問題発覚です。
またまたレールの問題なんですが、今回はレールの幅ではなく隙間。
レールと言うのは鉄でできていますから、気温で伸び縮みします。その伸縮を緩和する意味でも、繋ぎ目が必要となります。
ただし繋ぎ目があっても、夏の高温で伸びすぎて、繋ぎ目だけでは足りずレールが曲がったり、逆に冬は低温すぎて繋ぎ目が広がり過ぎたり、ロングレールだと破断する恐れもあります。
今回、JR北海道では、レールの隙間が広がり過ぎたそうで、本来ならレールを動かして固定しなおす作業なんかが必要になるみたいですが、なぜかレールの隙間に切金という長さ20~35㎜の小さいレールを挟み込む応急処置だけをして放置したそうです。
この切金、本来はレールが破断したときの応急処置に使うもので、本来繋ぎ目の補修に使われることは想定されていないとか。(参照:日経新聞)
しかもこの状態を放置していたということですからねぇ。このまま暑い季節まで放置すれば、隙間が足らなくなって、レールが曲がってしまいますからね。さすがにそこまで放置することはないとは思いますが、この会社は放置と言う意味では前科がありますし、今日みたいに急に暖かくなることだってありますからね。
切金というもので応急処置をしたところを咎めるつもりはないですが、なんでまた放置してしまったんでしょうね。これが問題になったの結構最近なんですけどね。どれだけ保線の人手と予算足りてないんだよ・・・・・・。