
日豊本線延岡駅。
この駅から佐伯まで通しで行ける普通列車は、1日1・5往復のみ。それも初電と終電のみで、佐伯発延岡行は初電の1本のみ。
通称宗太郎越えと呼ばれる青春18きっぷ最難関区間を、別に特急料金払えば特急にちりんでシュッと通過できるのに、わざわざ延岡に1泊して普通列車で挑みます。
・・・・挑むはずだったんですが、

延岡11:41発→大分13:41着 日豊本線特急にちりん 787系
はい、初電どころか昼前の特急列車に乗車。
寝坊と言われればそれまでですが、前日夕食を食べてホテルに戻りゆっくりしていたところ、急な腹痛に襲われまして、そこから6時間もトイレで格闘する破目に合いまして・・・
よくよく考えれば、前日の出来事と言えば

昼前に新幹線に乗る直前に熊本ラーメンをかき込み、

その1時間後に今度は鹿児島ラーメンを乗り換え時間でかきこみ、

夕食はチキン南蛮定食。
さらにその前日の夕食は

長崎でちゃんぽん大盛。
おそらく食べ過ぎですね。もう30歳近いってのに調子に乗ってはいけません。
上からも下からもフィーバー。
そんな最悪の体調の中、旅行を継続できる状態でもないため、とりあえずホテルに引きこもり、10時のチェックアウトギリギリでホテルを出たものの、襲い来る腹痛で電車に乗れない、というか10時にホテル出たところで次の電車が11時41分発だったわけです。
旅行中止という文字が過るレベルの激痛。
病院に行くことを検討するも、初めて訪れた宮崎の地、いったいどこの病院へ行けと?
九州に知り合いはいるけど、福岡なんでここから200㎞以上離れてるし、助けを求めるわけにいかず。
これはもう帰るしかない。というか11時41分の電車が、関東までの終電1本前という衝撃的事実も発覚したし、とりあえず乗ろう。そしてトイレに立て籠ろう。
そんな思いで乗った特急にちりん。

トイレに籠っている間に大分県入りしていました。

絶望的状態で宮崎を脱出して大分駅到着。
最終的に激痛は相変わらずだけど、上も下も何も出ないので、痛み止め飲めば行けるんじゃね?と思い、バファリン決めて大人しくしてたら少し楽になってきました。

真っ赤な気動車を見て、そういえば九州旅行をしていたことを思い出す。

この黄色い気動車は初めて見ましたね。

福岡地区でお馴染み813系の姿も。

熊本でも見たちょっとアレな車両815系は大分にもいたんですね。「JR回送」ってなんだ?

駅感があんまり無い大分駅の駅舎。商業施設感が強いと思ったら、大分駅って文字が全然見えないんですよね。

反対側はちゃんと駅ですね。格差すげぇ。

大分14:44発→小倉16:03着 日豊本線特急ソニック 883系
体調がマシになって来て調子に乗って大分に長居しそうでしたが、帰るにしても旅行を継続するにしても、そろそろ出発しないととんでもないことになるので、青いソニックに乗って小倉へ。

883系と言えば、これですかね。初期製造車はステンレス、7連化の時に組み込んだ新車はアルミという不思議な車両です。

元気になってきたので別府湾を眺める元気も出てきました。

温泉で有名な別府。

この辺は1泊してゆっくり観光したいですね。13年前に訪れているんですが、ちょっと記憶も曖昧になってきているんで、またいつか来たいと思います。

列車は新大阪の1つ手前みたいな駅を経由し、

大都会北九州市小倉に到着。これで日豊本線全線制覇です。

日豊本線制覇記念にかしわうどん。16時過ぎてますが、本日の朝ごはんです。
ようやく胃が食べ物を受け付けてくれるようになったほど体調は回復。
ホテルもキャンセル料が100%取られてしまうので、行程を短縮するものの、旅行を続行します。
つづく
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