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JR西日本の豪華寝台列車、トワイライト瑞風の問題を中国新聞が報じました。


クルーズトレインである瑞風は、移動手段ではなく乗ること自体が目的の列車。

その目的の中には豪華な列車の中から眺める車窓も含まれるわけで、前後の観光行程や他の列車ダイヤを考慮した列車ダイヤになっています。


そこで起こることは運転停車。


山陽本線糸崎駅では、翌日早朝に呉線の車窓を堪能するため、午前0時前から5時間近く運転停車するようなんですが、これが沿線住民にはかなり問題なようです。


というのも瑞風は電車じゃなくディーゼル車。

架線からの電源供給が無いため、停車中でもエンジンで発電しないと車内の空調などが止まってしまうため、アイドリング状態にしていなければならず、これがちょうど寝る時間ぐらいに静かな街に鳴り響いている状態だそうです。



山陽本線は深夜帯でも貨物列車が走っているものの、通過列車であれば騒音は1分にも満たないもの。

しかし5時間近く断続的となると・・・


 
停車駅の変更などが現実的な解決策でしょうが、今度は他の駅で苦情が出る可能性もありますし、山陽本線だと退避設備無いと止まってられないでしょうし、なかなか難しい問題ですが、せっかくの豪華観光列車なんで、沿線とはうまくやっていってほしいですね。