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JR東日本は、新幹線及び一部の特急列車において、シーズン別の指定席特急料金を改定すると発表しました。(JR東日本のニュースリリース)


現行ですと、指定席特急料金は「通常期」「繁忙期」「閑散期」の3段階に分かれ、お値段的には通常期の±200円でした。

来年度からはこの3パターンに加えて、ゴールデンウィークやお盆、そして年末年始に「最繁忙期」が設定されます。


気になるお値段は通常期にプラス400円。



最繁忙期が設定される代わりに、その分繁忙期の日数がそれ以上に減っていたり、最繁忙期の直前に閑散期が組み込まれたりして、ちゃっかり閑散期の適用日も増えたりと、単純に値上げというわけではなく、混雑日の分散が目的というのがよくわかる設定になっています。


実際、今年度と比較すると、値上げになる日数が46日であるのに対し、値下げになる日が51日ということですから、まぁ悪い話ではなさそう。




混雑の分散がうまくいけば、運用数を減らすことができ、その分人件費を削減できたり、車両保有数も見直せるかもしれませんから、固定費も削減できるかも。


コロナ禍で人出を予想しにくい時期であり、なかなか効果がわかるまで時間がかかるかもしれませんが、例えコロナが終息してもその先に待ち受ける超高齢化社会と人口減少を生き残っていく為には必要な策なのかもしれません。



以上、普段はいつも自由席なので、今回は何一つ関係なさそうな超特快でした。