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東武鉄道は、回送列車を使用して、新たな取り組みを始めるようです。

回送列車と言えば、車両基地最寄り駅から車両基地まで、旅客を乗せずに走る列車がメインだと思われますが、需要等の関係で、車両基地から離れた駅から回送列車として営業線を駆け抜けていく列車もあります。


そんな列車を使用して、途中駅の空き缶、空き瓶、空きペットボトルを回収し、車両基地まで輸送する実証実験を行うようです。


対象となる列車は、北千住を10時20分に発車する北春日部行きの回送列車。朝ラッシュの運用を終えて車庫に戻る列車です。



東武鉄道が列車を運転し、北春日部の各駅に停車しながら子会社の東武ビルマネジメントの清掃員が容器の回収と積み込みを行い、北春日部の車庫で積み下ろしをします。


そしてここからが重要で、回収された空き容器を分別しなければなりません。



その分別作業を行うのがシンフォニア東武の社員。


シンフォニア東武とは、障がい者雇用促進のために設立された東武鉄道の特例子会社で、この実証実験は障がい者の雇用の促進及び安定にも貢献できる可能性がある重要なものなのです。



非常に興味深い取り組みですね。積み込みに時間がかかり営業列車のダイヤを妨げることはないのか、ダイヤ乱れが発生している場合どのように対処するのか、課題はあるかと思いますが、雇用促進にもなりますし、回送列車の有効活用のためにも成功を祈っています。